2010年 02月 07日
スノーシュー |
昨日2月6日念願のスノーシューに行った。
もう3年位前から毎年冬になるたび行きたい、行きたいと思いつつ
行けずにいたスノーシュー。
昨年参加した地図読み講座を主催したアルパインツアーから届いた
お知らせの中に丁度よさそうなものがあり、参加を決める。
行き先は群馬県の玉原高原。
この高原、前に読んだトレッキング入門書の著者が絶賛していた高原。
関東随一のブナ林をほこる場所だ。
集合時間7:00。新宿スバルビル前
大型バスに参加者24名、添乗員2名の26名でいざ出発!
練馬から関越道を沼田までめざす。
到着予定時間は11時。
ところがところが関越道に入った途端渋滞。
こんな渋滞めったに無いくらいの渋滞なのだ。
トロ、トロ、トロ・・・
添乗員のT井さんは13:30には到着したいですね、と
現地の気温はマイナス10℃くらいとのこと。
体感温度はマイナス20℃くらいですと。寒そう!
玉原高原の入口手前では山道のなか車が立ち往生してしまい全く動かない。
もう目の前まできているのに・・・T井さんが様子を見に行き
戻ってきたらまつげが凍っていた。
なんだかんだと到着したのがもう14時過ぎ。
さっそくスノーシューを履き、ストックをもって
現地で2名のガイドさんも参加。総勢28名で出発。
ガイドさんは毎年冬は玉原高原で過ごしているが
こんな雪は年に一度あるかないかの貴重な日ですと説明。
新雪を踏んでいく。一歩で60cmくらい沈む。
先頭の人はたいへんだ。3人も歩くともうそこに道ができる。
でも出来上がった道を歩くより新雪を踏んだ方だよほど楽しい。
私達が歩いているのは地面から2mほどの高さのところで
歩いているその下は竹やぶなのだそうだ。
途中なんどかブナの木やトチの木の周りを囲みガイドさんの説明を聞く。
私の今日のいでたちはこうだ。
着るエアコンと謳われていたTシャツに山用のウールのシャツにフリース。
そして会社の山登りのスペシャリストNッチに借りた真っ赤なヤッケ。
下は山用のアンダーパンツに裏起毛の山用パンツ。そしてその上にやはり
Nッチに借りた雪山用のオーバーパンツ。
足元はシルクの5本指ソックスに山用の厚手の靴下。
手元はインナー手袋にNッチに借りたオーバー手袋。
顔はこれもこれもNッチに借りた目だし帽のようなものに毛糸の帽子
それにヤッケのフードを被り、Kピーに借りたお嬢さんの雪山用の
サングラス。
風速20m。顔を打ち付ける雪にめがねの中まで雪が入り込み
視界1mくらいの感じ。途中もうめがねはあきらめ裸眼。
まつげが凍る。
こんな状況だったんだけど、楽しかった。おもしろかった。気持ちよかった。
ひとりでブツブツ「楽しい!」「おもしろーい!」「気持ちいい!」が
口をついてくる。日没してしまうと大変なので2時間ほどで終了。
ずっと前にも言ったかもしれないが昔ヨットに乗っていた頃
「雨おんな」を通り越し、「嵐おんな」と呼ばれていた。
私が乗って遠出をしようとするといつも凄い嵐に。
このまま死ぬんじゃないかと思ったことも何度か。
でもそのお陰で悪天候でのセーリングが大好きになってしまった。
もちろん天気の良い日のセ-リングも楽しかったけどなにかひとつ物足りない。
そんな素地があるせいか、
昨日のこの悪天候の中のスノーシューとても楽しかった。よい経験となった。
添乗員の人、ガイドの人もこんな経験はしたくても出来るものではないと
言っていた。でもたったひとつ心残りがある。
雪の中にダイブしたかったのが出来なかった。次のお楽しみとしておこう。
いろいろ写真も撮ってこようと思ったけれどあまりの吹雪に撮れなかった。残念。
ところで参加者の中に60代後半~70代半ばと思われるとても華奢な女性S木さんという方いた。
アルパインツアーには常連らしく、先週もスノーシューも参加していたとのこと。
その方が他の参加者の方と話しているのをずっと聞いていた。
スパッツは雨の日はオーバーパンツの下に、雪のときは上よ!と。
ザックカバーやザックの中に入れる防水のスタッフバックはなんと古い傘をつかった
手作り物。
あちこちの山を登っているらしく、経験談をいろいろと話していた。
そんな話の中で家では冷暖房は使わないとの話があった。冬場は朝食の時だけこたつをだし、
食事が終わったらとっとと片付けあとは暖房なし。
暑い時は暑く。寒い時は寒く。だから風邪も引かないのよ!と。
駅までは遠いけど歩けるだけ歩く。仲間にはジムに行っている人もいるけれど
私は日常の中でエクササイズをするの。無駄なお金は使わない。そんなお金があれば
1回でも多くツアーに参加するの。と
うーん、凄い!これだけの会話の中にも生きていく上で役に立つ情報が満載。
ところで参加者の中に昨年地図読み講座実践編で棒の折山に行ったときに一緒だった
T美さんがいた。
あれから棒の折山に地図持って友達と歩き、その後も2回地図読み講座実践編に参加して
大分地図が読めるようになったそうだ。
私は・・・・なんだかすっかり忘れてしまった。
今年また講座があったら参加してみよう。
今日、昨日のS木さんに刺激を受け?ううん、きっと歩き足りなくて
お正月に神社に納めようと思っていた古いお守りをもって湯島天神まで歩くことに。
いつも歩く道の一本裏の道を選んで、途中吉祥寺という大きなお寺、東大赤門をくぐってと
いろいろ寄り道しながら湯島天神に。そこから秋葉原まで歩いて山手線で帰宅。
2時間の旅だった。
よしエアコン止めてブログを書こう!・・・・駄目だった。寒くてつけちゃった。
もう3年位前から毎年冬になるたび行きたい、行きたいと思いつつ
行けずにいたスノーシュー。
昨年参加した地図読み講座を主催したアルパインツアーから届いた
お知らせの中に丁度よさそうなものがあり、参加を決める。
行き先は群馬県の玉原高原。
この高原、前に読んだトレッキング入門書の著者が絶賛していた高原。
関東随一のブナ林をほこる場所だ。
集合時間7:00。新宿スバルビル前
大型バスに参加者24名、添乗員2名の26名でいざ出発!
練馬から関越道を沼田までめざす。
到着予定時間は11時。
ところがところが関越道に入った途端渋滞。
こんな渋滞めったに無いくらいの渋滞なのだ。
トロ、トロ、トロ・・・
添乗員のT井さんは13:30には到着したいですね、と
現地の気温はマイナス10℃くらいとのこと。
体感温度はマイナス20℃くらいですと。寒そう!
玉原高原の入口手前では山道のなか車が立ち往生してしまい全く動かない。
もう目の前まできているのに・・・T井さんが様子を見に行き
戻ってきたらまつげが凍っていた。
なんだかんだと到着したのがもう14時過ぎ。
さっそくスノーシューを履き、ストックをもって
現地で2名のガイドさんも参加。総勢28名で出発。
ガイドさんは毎年冬は玉原高原で過ごしているが
こんな雪は年に一度あるかないかの貴重な日ですと説明。
新雪を踏んでいく。一歩で60cmくらい沈む。
先頭の人はたいへんだ。3人も歩くともうそこに道ができる。
でも出来上がった道を歩くより新雪を踏んだ方だよほど楽しい。
私達が歩いているのは地面から2mほどの高さのところで
歩いているその下は竹やぶなのだそうだ。
途中なんどかブナの木やトチの木の周りを囲みガイドさんの説明を聞く。
私の今日のいでたちはこうだ。
着るエアコンと謳われていたTシャツに山用のウールのシャツにフリース。
そして会社の山登りのスペシャリストNッチに借りた真っ赤なヤッケ。
下は山用のアンダーパンツに裏起毛の山用パンツ。そしてその上にやはり
Nッチに借りた雪山用のオーバーパンツ。
足元はシルクの5本指ソックスに山用の厚手の靴下。
手元はインナー手袋にNッチに借りたオーバー手袋。
顔はこれもこれもNッチに借りた目だし帽のようなものに毛糸の帽子
それにヤッケのフードを被り、Kピーに借りたお嬢さんの雪山用の
サングラス。
風速20m。顔を打ち付ける雪にめがねの中まで雪が入り込み
視界1mくらいの感じ。途中もうめがねはあきらめ裸眼。
まつげが凍る。
こんな状況だったんだけど、楽しかった。おもしろかった。気持ちよかった。
ひとりでブツブツ「楽しい!」「おもしろーい!」「気持ちいい!」が
口をついてくる。日没してしまうと大変なので2時間ほどで終了。
ずっと前にも言ったかもしれないが昔ヨットに乗っていた頃
「雨おんな」を通り越し、「嵐おんな」と呼ばれていた。
私が乗って遠出をしようとするといつも凄い嵐に。
このまま死ぬんじゃないかと思ったことも何度か。
でもそのお陰で悪天候でのセーリングが大好きになってしまった。
もちろん天気の良い日のセ-リングも楽しかったけどなにかひとつ物足りない。
そんな素地があるせいか、
昨日のこの悪天候の中のスノーシューとても楽しかった。よい経験となった。
添乗員の人、ガイドの人もこんな経験はしたくても出来るものではないと
言っていた。でもたったひとつ心残りがある。
雪の中にダイブしたかったのが出来なかった。次のお楽しみとしておこう。
いろいろ写真も撮ってこようと思ったけれどあまりの吹雪に撮れなかった。残念。
ところで参加者の中に60代後半~70代半ばと思われるとても華奢な女性S木さんという方いた。
アルパインツアーには常連らしく、先週もスノーシューも参加していたとのこと。
その方が他の参加者の方と話しているのをずっと聞いていた。
スパッツは雨の日はオーバーパンツの下に、雪のときは上よ!と。
ザックカバーやザックの中に入れる防水のスタッフバックはなんと古い傘をつかった
手作り物。
あちこちの山を登っているらしく、経験談をいろいろと話していた。
そんな話の中で家では冷暖房は使わないとの話があった。冬場は朝食の時だけこたつをだし、
食事が終わったらとっとと片付けあとは暖房なし。
暑い時は暑く。寒い時は寒く。だから風邪も引かないのよ!と。
駅までは遠いけど歩けるだけ歩く。仲間にはジムに行っている人もいるけれど
私は日常の中でエクササイズをするの。無駄なお金は使わない。そんなお金があれば
1回でも多くツアーに参加するの。と
うーん、凄い!これだけの会話の中にも生きていく上で役に立つ情報が満載。
ところで参加者の中に昨年地図読み講座実践編で棒の折山に行ったときに一緒だった
T美さんがいた。
あれから棒の折山に地図持って友達と歩き、その後も2回地図読み講座実践編に参加して
大分地図が読めるようになったそうだ。
私は・・・・なんだかすっかり忘れてしまった。
今年また講座があったら参加してみよう。
今日、昨日のS木さんに刺激を受け?ううん、きっと歩き足りなくて
お正月に神社に納めようと思っていた古いお守りをもって湯島天神まで歩くことに。
いつも歩く道の一本裏の道を選んで、途中吉祥寺という大きなお寺、東大赤門をくぐってと
いろいろ寄り道しながら湯島天神に。そこから秋葉原まで歩いて山手線で帰宅。
2時間の旅だった。
よしエアコン止めてブログを書こう!・・・・駄目だった。寒くてつけちゃった。
by akirameneesan
| 2010-02-07 15:44
| 山歩き