2010年 04月 03日
お願い、おしっこして~! |
華麗なるファッションで登場したばかりのタビー、
やはりまだ肌寒いこの季節には背中が開きすぎていたのか??
寒さのせいではないだろうけれど次の日たいへんなことに!!
月曜日は昼過ぎからの出勤。
いつものようにお弁当作ったりと午前中準備をしていた。
足元を通り過ぎたタビーが元気よくとても健康そうなうんちをする。すぐさま撤去。
見ているとそのあとすぐにまたトイレに。
でも何もでていない、それが2,3回続いた。
うんちが出きっていないのか?と思いおなかを擦ってあげるとまた少しうんちが出た。
なーんだ、そのせいか!と思いきや
その後何度も何度もトイレに行く、でも出ない。おしっこが出ないのだ。
猫は腎臓の病気になりやすい、タビーより2年ほど前に生まれたお兄ちゃんも
腎不全で亡くなっている。
心配だ。お昼まで様子を見てそれでもおしっこがでなければ病院に連れて行かなければ。
チビ達の行きつけの病院は青山小動物病院。
歩いたら20分ほどかかる。そして半端じゃなく混んでいる。
仕事も大事だけれどタビーの健康はもっと大事。
仕事は急遽、有給休暇をとることにした。
いつも朝しか行ったことがない、10時開始なのに9時半くらいに行くと
もう10番目近くだったりする、そして順番が来るのは軽く昼近く。
午後からの診察は何時だったかなとネットで調べてみた。
青山小動物病院に対するコメントが載っていた。
「飼い主には厳しいが動物には優しい先生」「遠くからも患者がくる」
「待たされる」などの文字が並んでいた。
そう、先生はとっても厳しい。私も何度か怒られた。
時には先生に叱られて泣いている飼い主もいる。
そして本当に丁寧に診察してくれる。どんなに混んでいようが
手抜きなし、飼い主さんからの質問にもじっくり答えてくれる。
当然待たされる。北区西ヶ原にあるその病院に小岩から来ていた人もいた。
とにかく信頼できる先生なのだ!・・・・で、午後の診察は2時から。
待合室ににゃんこが、飼い主さんとお話をすると6ヶ月の男の子でこれから
去勢手術をするのだそうだ。かわいそうに、本人知ってるのかなあ? 手術を待っているジロー君。
タビーの順番が回ってきた。
状態を先生に告げる。おなかを触っておしっこは溜まっていないようだから
おしっこは出ているはず、膀胱炎でしょうと。
超音波でおなかを診てもらうと膀胱に砂状の結石がちらちら。大きさは大きいもので2mmほど。
抗生物質の注射をしてもらいお薬を5日分処方してもらった。
先生曰く、タビーは女の子だから石で尿管が詰まる心配はあまりないけれど
兄弟のマービーの方が心配と。腎臓の具合を診たいから
タビーのおしっこと合わせてマービーのおしっこも採って下さいと
採尿器をもらって帰宅。
家にいるといろいろやりたいことがある。
ブログを書くことも、陶芸をすることも、そうじも料理も。
でも今日は覚悟を決めた。とにかく2にゃんのおしっこを採る!
でも猫砂しいてあるトイレでどうやって採ろうか?
悩んだ結果お弁当用のアルミカップを使うことに。
いつもは洗面所においてあるトイレをリビングに持ち込みとにかく見張る。
そうこうしているうちにマービーがトイレに入った。
ドーム付きのトイレだけれど、ドームをはずしておく。
マービーがおしっこの体勢に入るとすぐにしっぽを持ち上げカップを。
ひぇ、手に掛かる。しょうがない。たっぷり出してくれたマー君。まず成功!
どうしよう、マー君のおしっこだけとりあえず持ち込もうかと迷う。
まだ5時過ぎだからもう少し待とう。
またトイレを見張る。
タビーがトイレに入る。ここはもう時間との勝負。
すばやくカップを当てないとおしっこはあっという間におからのチップに吸い取られて
しまう・・・成功!
みるとまだ6時頃。先生のところは7時までやっている。今度はテクテク歩いて
病院へ。
ずっと前、別な動物病院に通っていた時、おしっこの検査に何千円も取られた。
1日に2度も病院に行こうとは思っていもいなかったので
看護婦さんにお財布に数千円しか入っていないけど足りますか?と聞くと
大丈夫ひとり800円だからと・・良かった!料金も良心的なのだ!
タビーは腎臓には問題はないが血尿もでていておしっこの濃度が濃く、アルカリ性に
なっているので食事はドライフードをなるべく避け、水分を沢山摂るようにとのこと。
マービーは腎臓には問題が無いと。ただ男の子は結石ができるとたいへんなので
やはり食事には気をつけるようにと・・・一安心、二安心だあ!
そして薬が終わったらまたタビーのおしっこをとり膀胱におしっこが溜まっている
状態で連れてきてくださいと。
今日4/3にお薬が終わる。私の計画はこうだった。
前日の夜おしっこを採り、土曜日の朝おしっこを溜めた状態で病院に連れいていく。
金曜日、友人からのお誘いを断わって8時前帰宅。
すぐさま夕飯を食べ、前回と同じようにトイレをリビングに移動。
アルミカップと採尿器と今回はサランラップをたたんだものも用意した。
アルミカップからこぼれ落ちたものも取り逃がさないようにサランラップの上にカップ。
準備は万端。あとはタビーがその気になってくれるのを待つばかり。
水分の多いウェットタイプのごはんをあげ、水を差し出し、耳元にささやく
「タビーちゃん、おしっこしよう!」なかなかその気になってくれない。
猫のトイレにはりついてばかりはいられない。私だってトイレに行きたい。
でももしやその間に・・・それは悔しすぎる。その時はトイレの入口にダンボールを立て掛け
進入禁止とする。
まだ出ない。目を見てささやく「あなたはおしっこをしたくなーる、したくなーる」
悲しいかな、当の本人知らんぷり。
とうとう日付が変わった。こうなると私も意地だ。
トイレの横にクッションをおき、そこに座り込んで雑誌などを読み始める。
1時を過ぎた、睡魔が襲う。でももういいかげん出るだろうとひたすら待ち続ける。
もう2時じゃん。駄目だ、私が根負けした。明日採れなければ月曜日の朝連れて行くか・・
7時に起床。すぐさまトイレを点検。していない。
もう膀胱はきっとパンパンなはず。タビーをトイレに近づける。お腹を擦る。
敵も抵抗しているのか?何しても駄目。その時、あ!そうだ、思い出した!
トイレをきれいに洗ってあげると一番にトイレに駆け込む。この手があった。
トイレの砂を全部捨て、トイレをたわしで洗う。日干ししたいところだけど
すぐに水分をふき取り新しい砂を入れる。狙いは的中。すぐにやってきたのは
タビーだった。なーんだ、ゆうべこれをやっておけば寝不足にならずに済んだのに。
この時8時。
とにかくおしっこは採れた。次は膀胱をいっぱいにする。
でもさあ、先生、おしっこは新しいもの持って来い、膀胱はいっぱいにってこれ
とっても難しい注文だよね。いっぱいになりすぎると出しちゃうし。
先生のところにはぎりぎりに行こう。それまでとにかく水分を摂らせる。
ウェットフードに少し水を加えたものをあげる。これじゃあ足りない。
お水をひたすらタビーに勧めるけど親の心子知らずでしらんぷり。
いっそと思い、寝る前にしかあげないドライフードをあげる。
そうすると喉が渇いてお水飲むから・・・飲んだ(^^)v
これだけじゃ膀胱がいっぱいにはなっていないだろうな・・・でもおしっこあるからいいかと
病院へ。検査の結果は血尿もでていないし、なんとかの数値もよくなっていると。
超音波検査ではまだ結石が見られるので引き続き水分の多い食事を心がけるようにと。
そしてあと5日分抗生物質のお薬もらい、薬が終わって数日間を開け再度おしっこ
持ってきてくださいとのこと。これでタビーは回復をするだろう!
そして私はおしっこ摂りの名人になるのだ!!
おわり・・・・
ながい文章におつきあいいただきありがとうございました。そして今きっと
あなたはトイレに行きたくなったはず!!!
やはりまだ肌寒いこの季節には背中が開きすぎていたのか??
寒さのせいではないだろうけれど次の日たいへんなことに!!
月曜日は昼過ぎからの出勤。
いつものようにお弁当作ったりと午前中準備をしていた。
足元を通り過ぎたタビーが元気よくとても健康そうなうんちをする。すぐさま撤去。
見ているとそのあとすぐにまたトイレに。
でも何もでていない、それが2,3回続いた。
うんちが出きっていないのか?と思いおなかを擦ってあげるとまた少しうんちが出た。
なーんだ、そのせいか!と思いきや
その後何度も何度もトイレに行く、でも出ない。おしっこが出ないのだ。
猫は腎臓の病気になりやすい、タビーより2年ほど前に生まれたお兄ちゃんも
腎不全で亡くなっている。
心配だ。お昼まで様子を見てそれでもおしっこがでなければ病院に連れて行かなければ。
チビ達の行きつけの病院は青山小動物病院。
歩いたら20分ほどかかる。そして半端じゃなく混んでいる。
仕事も大事だけれどタビーの健康はもっと大事。
仕事は急遽、有給休暇をとることにした。
いつも朝しか行ったことがない、10時開始なのに9時半くらいに行くと
もう10番目近くだったりする、そして順番が来るのは軽く昼近く。
午後からの診察は何時だったかなとネットで調べてみた。
青山小動物病院に対するコメントが載っていた。
「飼い主には厳しいが動物には優しい先生」「遠くからも患者がくる」
「待たされる」などの文字が並んでいた。
そう、先生はとっても厳しい。私も何度か怒られた。
時には先生に叱られて泣いている飼い主もいる。
そして本当に丁寧に診察してくれる。どんなに混んでいようが
手抜きなし、飼い主さんからの質問にもじっくり答えてくれる。
当然待たされる。北区西ヶ原にあるその病院に小岩から来ていた人もいた。
とにかく信頼できる先生なのだ!・・・・で、午後の診察は2時から。
待合室ににゃんこが、飼い主さんとお話をすると6ヶ月の男の子でこれから
去勢手術をするのだそうだ。かわいそうに、本人知ってるのかなあ?
タビーの順番が回ってきた。
状態を先生に告げる。おなかを触っておしっこは溜まっていないようだから
おしっこは出ているはず、膀胱炎でしょうと。
超音波でおなかを診てもらうと膀胱に砂状の結石がちらちら。大きさは大きいもので2mmほど。
抗生物質の注射をしてもらいお薬を5日分処方してもらった。
先生曰く、タビーは女の子だから石で尿管が詰まる心配はあまりないけれど
兄弟のマービーの方が心配と。腎臓の具合を診たいから
タビーのおしっこと合わせてマービーのおしっこも採って下さいと
採尿器をもらって帰宅。
家にいるといろいろやりたいことがある。
ブログを書くことも、陶芸をすることも、そうじも料理も。
でも今日は覚悟を決めた。とにかく2にゃんのおしっこを採る!
でも猫砂しいてあるトイレでどうやって採ろうか?
悩んだ結果お弁当用のアルミカップを使うことに。
いつもは洗面所においてあるトイレをリビングに持ち込みとにかく見張る。
そうこうしているうちにマービーがトイレに入った。
ドーム付きのトイレだけれど、ドームをはずしておく。
マービーがおしっこの体勢に入るとすぐにしっぽを持ち上げカップを。
ひぇ、手に掛かる。しょうがない。たっぷり出してくれたマー君。まず成功!
どうしよう、マー君のおしっこだけとりあえず持ち込もうかと迷う。
まだ5時過ぎだからもう少し待とう。
またトイレを見張る。
タビーがトイレに入る。ここはもう時間との勝負。
すばやくカップを当てないとおしっこはあっという間におからのチップに吸い取られて
しまう・・・成功!
みるとまだ6時頃。先生のところは7時までやっている。今度はテクテク歩いて
病院へ。
ずっと前、別な動物病院に通っていた時、おしっこの検査に何千円も取られた。
1日に2度も病院に行こうとは思っていもいなかったので
看護婦さんにお財布に数千円しか入っていないけど足りますか?と聞くと
大丈夫ひとり800円だからと・・良かった!料金も良心的なのだ!
タビーは腎臓には問題はないが血尿もでていておしっこの濃度が濃く、アルカリ性に
なっているので食事はドライフードをなるべく避け、水分を沢山摂るようにとのこと。
マービーは腎臓には問題が無いと。ただ男の子は結石ができるとたいへんなので
やはり食事には気をつけるようにと・・・一安心、二安心だあ!
そして薬が終わったらまたタビーのおしっこをとり膀胱におしっこが溜まっている
状態で連れてきてくださいと。
今日4/3にお薬が終わる。私の計画はこうだった。
前日の夜おしっこを採り、土曜日の朝おしっこを溜めた状態で病院に連れいていく。
金曜日、友人からのお誘いを断わって8時前帰宅。
すぐさま夕飯を食べ、前回と同じようにトイレをリビングに移動。
アルミカップと採尿器と今回はサランラップをたたんだものも用意した。
アルミカップからこぼれ落ちたものも取り逃がさないようにサランラップの上にカップ。
準備は万端。あとはタビーがその気になってくれるのを待つばかり。
水分の多いウェットタイプのごはんをあげ、水を差し出し、耳元にささやく
「タビーちゃん、おしっこしよう!」なかなかその気になってくれない。
猫のトイレにはりついてばかりはいられない。私だってトイレに行きたい。
でももしやその間に・・・それは悔しすぎる。その時はトイレの入口にダンボールを立て掛け
進入禁止とする。
まだ出ない。目を見てささやく「あなたはおしっこをしたくなーる、したくなーる」
悲しいかな、当の本人知らんぷり。
とうとう日付が変わった。こうなると私も意地だ。
トイレの横にクッションをおき、そこに座り込んで雑誌などを読み始める。
1時を過ぎた、睡魔が襲う。でももういいかげん出るだろうとひたすら待ち続ける。
もう2時じゃん。駄目だ、私が根負けした。明日採れなければ月曜日の朝連れて行くか・・
7時に起床。すぐさまトイレを点検。していない。
もう膀胱はきっとパンパンなはず。タビーをトイレに近づける。お腹を擦る。
敵も抵抗しているのか?何しても駄目。その時、あ!そうだ、思い出した!
トイレをきれいに洗ってあげると一番にトイレに駆け込む。この手があった。
トイレの砂を全部捨て、トイレをたわしで洗う。日干ししたいところだけど
すぐに水分をふき取り新しい砂を入れる。狙いは的中。すぐにやってきたのは
タビーだった。なーんだ、ゆうべこれをやっておけば寝不足にならずに済んだのに。
この時8時。
とにかくおしっこは採れた。次は膀胱をいっぱいにする。
でもさあ、先生、おしっこは新しいもの持って来い、膀胱はいっぱいにってこれ
とっても難しい注文だよね。いっぱいになりすぎると出しちゃうし。
先生のところにはぎりぎりに行こう。それまでとにかく水分を摂らせる。
ウェットフードに少し水を加えたものをあげる。これじゃあ足りない。
お水をひたすらタビーに勧めるけど親の心子知らずでしらんぷり。
いっそと思い、寝る前にしかあげないドライフードをあげる。
そうすると喉が渇いてお水飲むから・・・飲んだ(^^)v
これだけじゃ膀胱がいっぱいにはなっていないだろうな・・・でもおしっこあるからいいかと
病院へ。検査の結果は血尿もでていないし、なんとかの数値もよくなっていると。
超音波検査ではまだ結石が見られるので引き続き水分の多い食事を心がけるようにと。
そしてあと5日分抗生物質のお薬もらい、薬が終わって数日間を開け再度おしっこ
持ってきてくださいとのこと。これでタビーは回復をするだろう!
そして私はおしっこ摂りの名人になるのだ!!
おわり・・・・
ながい文章におつきあいいただきありがとうございました。そして今きっと
あなたはトイレに行きたくなったはず!!!
by akirameneesan
| 2010-04-03 15:32
| 猫