2016年 05月 22日
こんなに泣けた展示会は初めてだった。 |
「ねむの木学園のこどもたちとまり子美術展」に行ってきた。
会場に入ったら車椅子のまり子さんに遭遇。
もう会期もあと1週間だけど会場作りの指示をしていた。
89才のまり子さんはパワーに満ち溢れていた。
もう会期もあと1週間だけど会場作りの指示をしていた。
89才のまり子さんはパワーに満ち溢れていた。
絵を描いた生徒さんの紹介文と絵が並んでる。
タイトルの多くに「おかあさん」「まりこと僕」があった。
ある作者の作品は全部「まりこ」どんな絵を描いてもタイトルはすべて「まりこ」になっちゃうそうだ!
そのタイトルを見るだけで、作者がどんな思いでその絵を描いたのかを想像するだけでとたんに涙がでる。
ある作者の作品は全部「まりこ」どんな絵を描いてもタイトルはすべて「まりこ」になっちゃうそうだ!
そのタイトルを見るだけで、作者がどんな思いでその絵を描いたのかを想像するだけでとたんに涙がでる。
今までいくつかの名画を見てきた。
でもこんなに泣けた展示会は初めてだった。
なぜだろう?
でもこんなに泣けた展示会は初めてだった。
なぜだろう?
障害をもつ彼らはきっとこの絵がいつか売れたら、いくらで売れるだろう?、これで名声を得たら・・そんなことを思って描いていないだろう。
ただひたすらまり子さんのために、まり子さんに喜んでもらうために純で無垢な気持ちで描いているのだ。
ただひたすらまり子さんのために、まり子さんに喜んでもらうために純で無垢な気持ちで描いているのだ。
気が遠くなるほどの緻密な絵、シンプルな構図だけどぐっと迫りくる絵
、どんなプロもかなわないと思わせる色使い・・・
、どんなプロもかなわないと思わせる色使い・・・
それがきっと人の気持ちを打つのだろう。
あちこちですすり泣く声が聞こえてくる。
あちこちですすり泣く声が聞こえてくる。
障害をもって社会からも家族からも疎外された子供たちの可能性を開花させたのはまり子さんだ。
可能性を摘みとってしまうのも、伸ばすのも人の気持ちひとつだ。
じっくりと人と向き合うゆとりを持てたのなら世の中もっともっとかわるだろう!
可能性を摘みとってしまうのも、伸ばすのも人の気持ちひとつだ。
じっくりと人と向き合うゆとりを持てたのなら世の中もっともっとかわるだろう!
子供達の自殺のニュースが後を絶たない。
大人がもっともっと向き合ってその子達の可能性を見つけ出せてあげたなら防ぐことができたかもしれない多くの命があっただろうに!!
大人がもっともっと向き合ってその子達の可能性を見つけ出せてあげたなら防ぐことができたかもしれない多くの命があっただろうに!!
日本には臭いものには蓋という言葉がある。
いまでこそバリアフリーなんて言葉が当たり前になっているが、まだまだ世の中の構造のほとんどは健常者しか対象にしていない。
蓋をされてしまっている人達もたくさんいるだろう!
もっとおおらかな気持ちでゆとりをもってどんな人たちものびのびと笑って暮らせる世の中であってほしいと思う。
いまでこそバリアフリーなんて言葉が当たり前になっているが、まだまだ世の中の構造のほとんどは健常者しか対象にしていない。
蓋をされてしまっている人達もたくさんいるだろう!
もっとおおらかな気持ちでゆとりをもってどんな人たちものびのびと笑って暮らせる世の中であってほしいと思う。
彼女がねむの木学園をたちあげて48年が経つそうだ。
私の故郷静岡県にその学園はある。
私の故郷静岡県にその学園はある。
こんな学園がもっともっと世の中に当たり前に存在するといい。
ネット上で紹介されていて、今回展示会にあった絵を何枚か張り付けてみました。
by akirameneesan
| 2016-05-22 14:28
| 日常